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おしらせ

いつも私のHPおよび、ダイアリーに遊びにいらしていただき、どうもありがとうございます。
このたび、2010年6月以降の日記を「週末、ことこと。」として、ブログにお引越しさせていただくことになりました。
これまで同様、そちらもお愉しみいただけますよう、なるべくこまめに更新していきたいと思っています。
どうぞ、これからもよろしくお願いします!
2010.6/12
東京、神さまめぐり。
先日の、香取神宮〜鹿島神宮の神さまめぐりに続いて、こんどは都心の神さま、神田明神にお参りに出かけました。
こちらの方へは、仕事で何度となく来る機会はあったものの、神田明神でお参り...というのは初めてのこと。
お茶の水駅から5〜6分歩くと、神田明神と書かれた赤や紫ののぼりが見え、甘酒屋さんや麹屋さんが並び、その先に立派な随神門があります。楼門をくぐると、石造りの立派な大黒様がいらっしゃいますので、ここでまずはご挨拶。この大黒様、石造りのもののなかでは、日本一の大きさなのだとか。たしかに大きいです。見上げてしまいました。
神田明神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、平将門命(たいらのまさかどのみこと)が祀られ、縁結び、商売繁盛、開運招福、厄除などのご利益があるそうですが、秋葉原に近いこともあってか、IT関係者も多く参拝に訪れるらしく、コンピューターも守ってくれるのだそうです。...ふふふ、私のMacも、いつまでも長生きしてくれるようにお祈りしてきましたよ(笑)
そうそう、この日は日が良かったらしく、ちょうど結婚式をおこなっていました。厳かな雰囲気で素敵でした。幸せのお裾分け、いただきまーす。
そして、こちらにもお約束の、キティちゃんのスタンプが設置されています。ハッピを着た元気な江戸っ子キティちゃん。かわいいです! お参りの最後に、こちらのスタンプをぺたりとノートに押しました。
この日は、あまりのいいお天気に、お参りのあとは喉がカラカラに...。
来るときから、すでに気になっていた「明神甘酒」で、ひとやすみです。ふぅ〜。
お品書きは、かき氷や甘酒、あんみつなどなど...、昔ながらの甘味です。私たちは、クリームあんみつと、冷やし甘酒を注文しました。冷やし甘酒は初めていただきましたが、自然な甘さでやさしい味です。甘酒って、初詣のときなどに、寒いなか、ふぅふぅいいながら飲むようなイメージがありますが、もともとは夏のものなんですよね。昔のひとは、こんなやさしい飲み物で、夏の暑さを凌いでいたのだなぁ...と、感慨深くなりました。クリームあんみつもおいしかったです。特に、黒みつのお味がちょうどよくて、すっかり癒されました。
東京方面のパワースポットめぐりには、ぜひ。ご利益があるといいなぁ...。
2010.6/10
伊藤若冲に魅入る。
千葉市美術館で現在おこなわれている「伊藤若冲 アナザーワールド」に出かけてきました。
京都国立博物館での「没後200年 若冲展」以降、とても人気の若冲ですが、生若冲を観るのは初めてです。こんなに身近な場所で観られるなんて、とても贅沢なことなのかもしれません。
今回の展覧会では、若冲の水墨画の作品が中心で、時折関連する着色された作品がみられます。
なかでも、最も多くみられるのが「鶏」の画でしょうか。
ダイナミックな筆致と、粋な構図は、本当にカッコよくて、釘付けです。鶏の羽の描き方や、鶏冠のぶつぶつとした表現まで、繊細かつ大胆で、モノクロの世界なのに華やか。
一瞬にして魅了されてしまいました。

首都圏での若冲の大規模な展覧会は、1971年の東京国立博物館での展示以来、実に約40年ぶりなのだとか。今回、この展示が観られたことは幸運でした。会期は6/27までですので、お近くの方は、ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょう。
そうそう、私が出かけた日は「象と鯨図屏風」が展示されていなかったのです。こちらは、14日〜27日の展示となるそうで、それを観に、もう一度出かけたいなぁ...などと思っているところです。
千葉市美術館は、1Fのさや堂ホールも見どころのひとつ。
昭和2年に建てられた旧川崎銀行の建物が、そのまま復元保存されたものだそうです。円柱が並び、天井からは素敵なシャンデリア。ネオ・ルネッサンスです。ここでもまた、うっとり...。
アートに堪能の1日でした。
2010.6/6
神さまめぐりと、森林浴。
風もなく、気持ちよく晴れ上がった日曜日。
かねてより行ってみたかった香取神宮まで、車で出かけてきました。
香取神宮は、神武天皇の時代...といいますから、紀元前643年頃創祀されたという、それはそれは古き由緒正しき神社。
霞ヶ浦から見た香取の森のかたちが亀の甲羅に似ていることから、亀甲の森と呼ばれてきたそうです。
祀られている神様は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。名前にある「フツ」とは、剣によってものがぷっつりと切れる音をあらわしているのだとか。そういった意味から、悪縁や災いをぷっつりと断ち切って、幸せを引き寄せる神様...とされて崇められているようです。
大鳥居から続く参道には、青々としたもみじが茂り、汗ばむほどの日中でさえも、なんとなくひんやり。敷地内は木々が多く、緑が溢れ、お参りと森林浴が同時にできてしまいます。マイナスイオンたっぷりで、身も心もリセットされていくようです。
参道を行くと、石の鳥居と総門、そして、右斜めには朱の楼門がそびえます。いまの季節、楼門の朱色と、銀杏の葉々のグリーンのコントラストが美しく見事でしたが、秋にはきっと木々も色づいて、紅葉し燃えるような木々と朱の門...という眺めも、さぞきれいだろうなぁ...と思って、暫し見とれてしまいました。
手水舎で手と口を清め、お参りをした後は、お守りを買ったり、おみくじをひいたり、ご神木を眺めたり。...そうそう、こちらには、古い大杉があるのです。香取神宮のシンボルでもあります。なんでも、樹齢千余年なのだとか。千年以上も、こうしてこの地に根をおろしていたのかと思うと本当に感慨深く、また自分たちの存在のちっぽけさを思い知らされますね。
最後に、神札授与所で記念のスタンプをぺたり。香取神宮には、講談社とのコラボで製作された、キティちゃんの記念スタンプが設置されています。シンボルの杉の木にのぼるキティちゃん。とってもかわいいので、お参りに行かれた際には、ぜひ!

厳かな気持ちでお参りを終えると、おなかがぐう。俗っぽいですねぇ。来た道を戻り、参道のお店で軽いお昼をいただきました。この日、入ったお店は「うの茶房」。香取は、おだんごが厄を落とすといわれていて、参道にはおだんご屋さんが軒を連ねているのですが、そのうちの一軒です。テラスでお茶をいただける和カフェになっていて、小腹がすいているなら、昔ながらの中華そばもおいしいです。もちろん、私もいただきましたよ(笑)
ちなみに、厄除だんごなら「亀甲堂」がおすすめです。やわらかくて、おいしい〜。

すっかりパワースポットめぐりが愉しくなってきました。まだまだ時間もあるし、せっかくここまで来たのだから...というわけで、足をのばして、もうひとつのパワースポット、鹿島神宮までドライブです。
鹿島神宮も、香取神宮の神様とならんで、日本の成り立ちに尽力したという武甕木追大神(たけみかづちのおおかみ)が祀られ、関東最大級の古神といわれています。また、その名の通り、鹿がシンボル。参道をさらに奥へ行くと、鹿園もあります。
私もお参りの後は、鹿園まで足をのばし、鹿と戯れてきました(笑)
そうそう、忘れてならないのは...、こちらでもキティちゃんスタンプをぺたり。いい思い出になりました。鹿のかぶりものをしたキティちゃんというのも、なかなか可愛いですよ。

最近のパワースポットばやりは、目をみはるものがありますね。でも、愉しくて、さらに運気もプラスにリセットできれば言う事なしです。パワースポットと呼ばれる場所は、やはり木々も多く、たしかに空気が違うように思えます。こんなふうに、休日を過ごしてみるのもいいですね。おすすめです!
←ちなみに、こちらが鹿島神宮のキティちゃん。バンビみたい...。