2010.1/30
くまのエクレア。
しつこいようですが、またまたエクレアを作ってしまいました。
せっかく作るなら、テイストをかえてみようかな...と思って、今回はキャラメル風味に。まずは、グラニュー糖と水を小鍋に入れて火にかけ、焦げたかおりがなんとも香ばしいキャラメルをつくります。そして、シュー生地のなかに絞りいれるカスタードクリームもキャラメルカスタード、ホイップクリームもキャラメルクリーム!...この、フレッシュクリームに、ほろ苦いキャラメルをあわせてつくるキャラメルクリームが大好きです。ん〜、キャラメル味って、どうしてこんなにおいしいのかな。
そして、コーティングするチョコレートには、モカのチョコレートもあわせて、コーヒーチョコレート風味。色もベージュ色です。コーヒーとキャラメルの組み合わせって、甘いなかにもオトナな感じがあっていいですよね。
...さてさて。ここまでできると、ついついカオを描いてしまいたくなるのが性分なのか。トラ、イヌ、ときて、今回はクマちゃんにしてみましたよ(笑)いかがでしょう。
半分はクマ、そして、もう半分は、さらに仕上げに濃厚なキャラメルソースを線画のようにコーティングしたところにナッツをぱらぱら...。まったく雰囲気の違う、洗練された大人エクレアになりました。よそ行きな感じ。味は一緒なんだけどね。あぁ、食べてしまうのがもったいない...。

...最近、ひっそりとつぶやいたりもしています。つぶやくって、難しい(笑)。みかけたら、スウィートなツイートでよろしくです。
2010.1/25
このごろの、おやつ。
あったか〜いお茶と、おやつが恋しい季節ですね。
この季節の愉しみ...といえば、朝起きて、洗濯と部屋の掃除を終えて、かんたんな朝ごはんを食べたあとで、たっぷりのコーヒーとミルクをいれて、カフェラテをつくって、ほっとひと息つくことでしょうか...。
最近は、ボダムのミルクフローサーをつかってフォームミルクをつくって、大きめのカップいっぱいの泡あわなラテを飲むのが好きです。きめのこまかいフォームミルクができると、しあわせ〜。
先日、仕事場に母が、陣中見舞いに手作りのマカロンを持って来てくれました。色とりどりのマカロンは、我が家の冬の風物詩となりつつあります。ほどよい甘さが、疲れを癒してくれます。
そうそう、最近ときどき買ってくるおやつのひとつに、八天堂のクリームパンがあります。ちょっとレトロな紙包みのなかに、クリームたっぷりのしっとりクリームパンが! パン、というより、スイーツですね。焙じ茶といっしょに...なんていうのが気に入っています。先日、いとこのお姉ちゃんにいただいた、奈良の嘉兵衛本舗の番茶がおいしくて病みつきです...。茶葉が、大きい葉っぱとか茎とか、本当にそのまんま、という風情で、封をあけるたびに、香ばしいかおりがひろがるのです。冬は、ついついおやつに手が伸びちゃう...。あ、スタバのほうじ茶ティーラテと、全粒粉と豆乳のスコーンの組み合わせも好き...。
2010.1/16
ヒヤシンスの季節。
お花屋さんの店先がはなやいで、ついつい立ち寄りたくなる季節です。
いまが一番寒い時期ではあるけれど、花はひと足先に春をはこんでくれるのですね。ヒヤシンスにアネモネ、ラナンキュラス、ムスカリ、チューリップ...などの、色も香りも美しいお花たちがたくさん揃うこの季節は、ついつい吸い寄せられるように花屋さんに入ってしまう私です。
先日も、色彩のグラデーションが美しい花々が、おそらく入荷したての新鮮な状態で店内に溢れている様子に惹かれて、買いたくなってしまった私は、母のお誕生日を口実にブーケをつくっていただきました。お花は、時間をかけて選ぶのが愉しいのです...。
この日は、淡いピンクとラベンダーを混ぜあわせたようなヒヤシンスと、白からパープルのグラデーションが美しいラナンキュラス、そして、濃いボルドー色のチューリップ、クリーム色からフューシャピンクのグラデーションが珍しいカーネーション、そして、ゼラニウムや黒い実がシックなヘデラベリーなどなど...をあわせて、パープルがかったピンクの、シックなブーケができあがりました。
時折、ブーケに顔を近づけては、春の香りをくんくん。贅沢な気持ちです。
母は、思いがけないプレゼントをとても喜んでくれました。よかった!
そうそう、この季節には毎年育てている水栽培のヒヤシンス。今年もいくつも育てています。ついこのあいだ、白いヒヤシンスの花が咲きました。花がひらくと同時に、清楚な香りがひろがります。この香りに包まれていたくて、この時期、ヒヤシンスを欠かすことはありません。そして、もうひとつさきの季節に思いを馳せてみたりして...。あたかい春が愉しみです。
2010.1/12
誕生日のタルト。
大好きなイベントがたくさんの冬ですが、うれしいような、かなしいような、またひとつ歳をかさねる冬、でもあります。
今年もまたひとつ、歳をかさねました。オトナの女性として芯の通った部分と、年齢にかかわらず可愛い部分を、バランスよく持ち合わせられるように努力していきたいです。先日、たまたま今年の抱負を尋ねられたのですが、咄嗟に「がんばりすぎないように、なるべくなんにも考えないで、のんびりと、ゆるやかに生きたいです」とこたえてしまいました。でも、これまでの私は、ついつい肩にチカラが入りすぎて、余計なことをゴチャゴチャ考えてしまったり、信念にとらわれてしまったり...と、知らず知らずのうちに自分を苦しめていたような気がするのです。実は、何にも考えない、がんばりすぎない、というのは、簡単なようでいて難しいことだと思うのですが、今年はなるべく、自分をからっぽにして、たのしいことを考えながらゆるやかに過ごしたいと思います。それが大人の余裕かも?と思ったり...。
そんなわけで、数字としての年齢などあまり気にせずに、自分らしくいられればいいなぁ。
今年のバースデー・ケーキには、ベリーのタルトを作りました。やっぱり、赤いベリーは気分がアガります!
2010.1/11
いぬのエクレア。
懲りもせず、昨日にひきつづきエクレアなのです。
イヌエクレアです。
犬なので、茶色にしてみようかと、シュー生地も、あいだにはさむカスタードクリームも、みんなチョコレート。部屋中が、あっというまにチョコレートの香ばしいかおりでいっぱいです。
しっぽは、トラより短く、ちょろんと。茶色のマジパンでタレ耳と、鼻をくっつけて、ピンクのマジパンで、ぺろんと舌を出してみましたよ。...なんだか、マヌケな顔。どうしても、我が家のモデルさんたちに似てしまうのでしょうか。胴の長さと、毛の(?)ツヤッとした感じはパトリスに、能天気な表情はゴマちゃんにそっくりになりました。
こちらのイヌエクレアたちは、きれいに箱詰めされて、ごまちゃんたちがいつもお世話になっている犬のお医者さんへのお年賀となりました。...微妙。
2010.1/10
とら、トラ、とら。
寅年ですね。あらためて思い返すと、寅年の年賀状に虎の絵を描いた記憶もないし、思い入れがあるわけでもないのですが、でも、よくよく見ると虎ってかわいいですね! 古くからの、干支にちなんだ言い伝えにも、「丑は躓き、虎千里を駆ける」とあるようで、そんな飛躍の年になることを祈りつつ、とらをかたどったエクレアを作ってみました。とらのおまんじゅうにするか、エクレアにするか...で迷ったのですが、エクレアのほうがまだ作りやすいかな、と思って...。
エクレアそのものは、シンプルにシュー生地を胴体のように長く、太めに焼くだけなのですが、しっぽをにょろっと絞り出して、はさみこんだことと、生地の上にかけるチョコレートをレモン味にして、黄色いチョコレートにすることで、なーんとなく“トラ”っぽさが(笑)
そこに、マジパンの耳と目、鼻をそれぞれくっつけて、最後にチョコペンで黒目と縞模様を描き入れて完成!
...と、ここまで、いとも簡単そうに書いてしまったのですが、いやいや、大変でした(笑)。
途中、新年早々なんで私こんなことやってるんだろう、なんでこんなこと始めちゃったんだろう! と、自己嫌悪に陥りながらの作業でした。お昼頃から始めたはずが、できあがった頃にはあたりも真っ暗。疲れたよー。
でもでも、思いのほか、ちゃんと作れた気がします。
翌日、おやつにいただいたら、ほのかにレモン味のエクレア...、とてもおいしかったです。昭和のレモンケーキの味を彷彿とさせる味でした。でも、とらより、犬のほうが簡単かも! と、懲りもせず思ったりしている私なのでした。

デパ地下で、とらパンを買ってみました。作業の合間にコーヒーといただきました。中はなんと、プレーンとチョコのクリームが、とらのしましまのように入っていましたよ! ふふ、かわいい。
2010.1/9
ゆるく、1月。
毎年、私の1月はスロースタートです。
自分の誕生日が今月の半ばということもあってか、誕生日を迎えて、ようやくエンジンがかかるのかもしれません。...言い訳ですね(笑)
会社にお勤めをしていると、三が日が過ぎると間もなく仕事初めとなるところですが、フリーのお仕事の場合、そのあたりは自分でなんとなく決めることになるので、かつては、だらだらとしていることに不安を覚えたりもしていたのですが、ここ近年は、こんなゆるゆるとした月があってもいいかな、と思えるようになりました。そんなわけで、ユル〜い1月です。
それでも、お正月気分が抜けてくると、いそいそとお菓子を作ったりして、親しい方へ新年のご挨拶へ伺ったり、間もなくやってくる自分の誕生日と、2日遅れでやってくる母の誕生日にあわせて、大好きな花をたくさん買ってきていけたり...と、行動半径は徐々に広がっていきます(?)
この時期の花はヒヤシンスと決めていて、もうこれは、毎年のお約束となりました。誕生日のこの時期だけは、抱えるほどのヒヤシンスを部屋のそこかしこに飾る...というのが、我が家のささやかな贅沢なのです。が、今年はヒヤシンスの登場がほんの少し遅かったのか、あまり手に入りませんでした。それでも、ようやく探した5本のヒヤシンス、それとあわせて買ったキレイなパープルのラナンキュラス。今も部屋のあちらこちらで、ひと足早い春の訪れを感じさせてくれています。
この日、お伺いしたおうちへは、抹茶のプリンと、抹茶のガトーショコラをおもたせに。こちらも、ほろ苦で、早春の雰囲気。とても喜んでいただけました。

そうそう。久しぶりに前髪を切り揃えました。1年以上かけてやっと伸ばした前髪をパツンと切るのは勇気がいったけれど、キモチが軽いです。アンナ・カリーナになりたい! ...笑
2010.1/5
初詣(初、じゃない)、ふたたび。
うんざりするほど混んでいた(ごめんなさい)初詣。お賽銭箱の前も、押すな押すな...の状態で、ゆっくり落ち着いてお参りができなかったような、中途半端な気分だったので、少しは落ち着く頃の正月5日。もう一度あらためて初詣に出かけました。
人出はすっかり落ち着いていたものの、買いそびれただるまを買いたくても、だるま屋さんがいない! これにはショックでした...。そのかわり、しっかりとお願い事をしてきました(笑)いい年になるといいなぁ〜♪
大判焼きの屋台もすっかりすいていたので、今日はほんとの焼きたてを頬張ることができました。アツアツで、舌がヤケドしそうでした。うん、今日のほうがじっくり焼きで、中はあつあつ、皮はカリカリでおいしい〜!
初詣、たっぷり堪能できてよかったです。
2010.1/2
ことしも、神頼み。
お正月の恒例行事といえば、初詣。毎年、家族総出で実家の近くの神社へ、そして仕事場の氏神さまへ...と、お参り行脚です。
昨年も感じたことですが、ことしはますます...でしょうか。神社が混んでいました。不景気だからかな。参拝最後尾はこちらです、と書かれた看板を持った係員が忙しそうに誘導していました。そろそろこの不景気の雰囲気ともさよならしたいものです。そんな、たくさんの参拝客でごったがえすなか、あまりゆっくりとお参りができなかったので、落ち着いた頃、もう一度“神頼み”しに行きたいです。神様もこの時期、忙しそうですね(笑)
それでも、どちらの神社でひいたおみくじとも、なぜか大吉! なんだか嬉しいです。おみくじの箱に入れる百円玉がなくて、やむをえず五百円玉を入れたのがよかったのかしら...。神様サービス?でも、そんなささやかなラッキーに乗っかっていきたいと思います!
お参りのあとは、おいしいと有名な大判焼きの屋台に並んで、寒いなか、あつあつを頬張りました。こんな愉しみも、またいいのです。
...ところで、まだ年賀状が全部書き終えず、早々に下さった皆さま、どうもありがとうございます。そのうち届くと思いますので、気長に待っていてください! ごめんなさい...。

トラ年だからか、金運成就の黄色いだるまさんが目立っていました。かわいい。
2010.1/1
あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます!
いよいよ2010年の幕開けです。よい年にしたいですね。ことしもどうぞよろしくお願いします!
年末から実家に戻って、いつものように大掃除をしたり、家族分の年賀状を作ったり、おせちの準備をしたり...。そんなこんなで、バタバタと、あっという間に年越しをしてしまいました。ほとんど使っていないつもりでも、実家の自分の仕事部屋も結構汚れているもの。資料用の本や掲載誌、そして、原画などなど...、捨てられなくてたまる一方! この年末は、思い切って捨てられるものは捨てて、収納もだいぶすっきりしました。
ガラス窓をぴかぴかに磨いたり、テーブルや床にワックスをかけたり、普段は気にかけないドアなどもキュッキュと拭き掃除をしたら、なんだかいい気分です。福が舞い込んでくるといいですよね(笑)
そうそう、一夜飾りにならないように、30日にあたふたとリースのお飾りをつくり、玄関に飾りました。鏡餅は小さすぎて、葉つき橙がのっからなかった...。ご愛嬌です。
朝から晩まで、大掃除だの、年賀状書きだの、おまけに紅白だのDVD鑑賞だの...とおわれて、毎晩寝不足のまま、元日は眠い目をこすりながらの、おせちセッティングでした。
(写真の私、実は目があいてないんです)
ことしは朱塗りのお重。明るい雰囲気です。お雑煮には玄米餅をいれて、こちらもあたたかく、美味しくいただきました。お正月の、ちょっぴり厳かなこんな時間が好きです。背筋の伸びるような思いを忘れずに、この1年も丁寧に過ごしていければいいなぁ...と思います。ことしもどうぞよろしくお願いします。皆さんにとっても、素敵な1年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。